• つくる
  • つくる(造る・創る)技術・構法

地震大国日本で建物を建てる為に必要な杭打ち

街を歩くと色々な建物が目に入ってきます。最初はなにもなかった更地に建物を建てようと思った時、実は目に見えていない部分が建物を支えている事をご存知でしょうか。地面の上にただ建物を乗せただけのような建物では自然災害に倒壊してしまう可能性があります。そうならない為に基礎の下に実は「杭」が施されているのです。

杭打ちを行なっているところ
杭打ち

そもそも日本は地震大国ということに加え、地盤に水分が多いため軟弱地盤なことが多いです。地震の影響で液状化現象どころか建物の重さに耐えられず地盤沈下してしまう可能性があります。ですので、建物を建てる前に地盤調査で柔らかさなどを確認します。

杭打ちと一言でいっても工法などはさまざまで建てられる構造物によって使い分けられます。杭にも種類があり、その内の一つである木杭という木材でできた杭は歴史的にも古く紀元前5,000年ほど前から使われていると言われています。今でも簡易的な建物には木杭が使われています。最近では工事現場を目にすることも珍しくなくなってきました。その中で、鉄筋で直径1m位のカゴの様なものを見かけたことはありませんか?実はあの「鉄筋カゴ」と呼ばれるものは地中深く掘った穴に生コンクリートとともに埋められるのです。

杭打ちの様子

 「建物を建てるからとりあえず杭も打っておこう」というわけでもありません。杭打ちとは構造物や地盤によって工法や種類が変わるので、高層ビルを建てるのに15mの杭を打ったところでビルを支えることはできません。かといって、杭が必要ないのでは?という場所が全くないわけでもありません。杭打ちが必要かどうかは時と場合によります。

杭打ちの様子(空から見た写真)

関連記事一覧

  1. この記事へのコメントはありません。