いいまちおかやま 第22回 有村美香(最上稲荷 広報部)

RSKラジオで13:00〜16:00に放送中の「あもーれ!マッタリーノ」のコーナーに、最上稲荷 広報部 有村美香様が出演されました。

ラジオ収録の様子

奥富アナ:<いいまち おかやま>このコーナーは、いいまち.jpの提供でお送りします。
この時間は、岡山の歴史や芸術・衣食住に関連する活動や技術開発などで活躍する企業や人物にスポットをあて、岡山の魅力を発信していくコーナーです。

多賀アナ:はい。

奥富アナ:今日はもう岡山の皆様にはお馴染みの最上稲荷。

多賀アナ:まさに心ですね。

奥富アナ:そうですね、最上稲荷から広報部の有村美香(ありむらよしか)さんにお越し頂きました。こんにちは。

有村様:こんにちは。

奥富アナ:よろしくお願いします。

多賀アナ:よろしくお願いします。

最上稲荷 広報部 有村美香様

奥富アナ:有村さんは、RSKラジオ毎年、年末年始生中継でRSKラジオがお世話になっています。ありがとうございます。

有村様:奥富さんとは2014年から毎年1月1日お会いして。

奥富アナ:笑

多賀アナ:もうお富ちゃんはね。正月はね~「最上さん始まるんだ」っていつも笑顔で言ってますから。

奥富アナ:そうですね、大晦日の仕事が終わったら最上稲荷に向けての準備です。

多賀アナ:もう大晦日の仕事は断れば?

奥富アナ:断らない。一応する、会社員。
でも1月1日はね、毎年ここ何年かは晴れたお正月迎えて。
有村さんもご一緒頂いて、最上稲荷のお正月をお伝えしてるんですけど、「あっ、最上稲荷さんね」って岡山の人は大抵ご存じだと思いますが、改めて今日は最上稲荷とはどんなところなのか?って改めてお聞きしたいと思います。正式名称はなんて言うんですか?

有村様:正式名称は最上稲荷山妙教寺と申しまして、お寺です。

奥富アナ:お寺なんですね。

多賀アナ:お稲荷さんってね、僕ら親しみをこめて言うけどお寺なんですか?

有村様:明治の神仏分離の際にも、他の神社仏閣とは違って神仏習合の形態が許されたところなので、鳥居があったり大注連縄があったりしますけどお寺です。

奥富アナ:基本はお寺さんと思っていただいて…

多賀アナ:大きな鳥居が目印で、神社ってイメージがありますよね。

有村様:ありますが、考えてみたらお坊さんおられるよね、と。
非常に広大な境内ですから、なんか大らかだよねって印象を持たれるのは、日本の古来の神様がいらっしゃった所に、外国からの仏様が入っていらっしゃって、それを受け入れた日本人の大らかさに通じるのではないかなと。

奥富アナ:そうですよね。最上稲荷は創建はどのくらいですか?

有村様:752年に報恩大師と言う方のご修行によってご本尊が姿を現されたことに端を発します。

多賀アナ:750年ごろ、何時代になるんだろう?

有村様:奈良時代。

奥富アナ:場所はあの場所?

有村様:そうです。実はもう少し山に上がったところに、八畳岩ってところがあって、そちらに報恩大師が21日間ご修行されたときに、最上さまが姿を現されたと言われています。

最上稲荷 広報部 有村美香様

奥富アナ:敷地が本当に広大ですよね。山って感じですよね。

有村様:龍王山って山の中腹になりますかね。

奥富アナ:いきなりこんな質問あれですけど、ご利益っていうか、それはどんなものなんですか?

有村様:ご本尊が女神のお姿なんですけど、右手に鎌、左手に稲束というお姿なので、稲を刈り取るということで収穫をもたらします。

多賀アナ:あ~、五穀豊穣。

有村様:そうです。悪いものを刈り取るってことで除厄。厄災を除くことです。

奥富アナ:お正月など、お商売されている方が「必ず参るんです」って方が沢山いらっしゃいますよね。

有村様:五穀豊穣からお米、それが貨幣に変わり商売繁盛。
また、家内安全も、みなさん願っていらっしゃいますね。

奥富アナ:さらに縁結び、縁切り。

有村様:良縁の神さまと縁切りの神さまをご一緒にお祀りする縁の末社という所もありますので、皆さんそれぞれの思いをもってお参りされるようです。

奥富アナ:縁の末社ということで、毎年お正月にはお参りされる方も沢山いらっしゃいますね。
初詣には毎年多くの方が参拝される最上稲荷。
実は寺院であること、先ほどお寺ってことでしたけれども、だからご祈祷とか、修行の体験が出来たり…

有村様:そうですね、浄心(じょうしん)という修行体験を一般の方に行っていますが、そこは実際にお坊さんが本当に修行される場所にある建物で行います。実は、今まさにその修行が行われている時期なんですけど、大荒行(だいあらぎょう)という21日間の修行をするんですね。
その修行を経ないと最上稲荷では、皆様のお願いを叶えるご祈祷が出来ないです。

最上稲荷 広報部 有村美香様

多賀アナ:どんな修行をされるんですか?

有村様:主なものは、お経を唱えること。
唱題行(しょうだいぎょう)と言って法華経でお祀りされているので、南無妙法蓮華経というお題目をひたすら唱えること。
それから水行(すいぎょう)です。

奥富アナ:結構厳しい行に向かわれているのですね、みなさん。

有村様:はい。それを21日間できっちりやるということで厳しい行だと言われております。

奥富アナ:お坊さんがみなさん修行される場でもありながら、お正月は楽しみに「行こう、行こう」って感じで楽しまれる方も沢山いらっしゃいますし、お彼岸とかお盆には本堂で法要とかもなさってるんですよね。

有村様:最上稲荷の信仰の両輪が、祈祷と供養と言いまして、ご供養とは、先祖供養やお墓参りなどに関わることで、私たちが生まれたのは前の世代のご先祖様のおかげであるというところから、ご先祖様に対する命への感謝の現れだと思っています。

奥富アナ:そういう法要はとても大事になさっている。

有村様:はい。

奥富アナ:さらに最上稲荷は「最上霊廟」というところ、これは新たに?

有村様:今年の4月に開館した、納骨堂と言われる施設ですが、建物の中にありながら実際のお墓参りを体験出来るということで、今、お墓参りはお掃除が大変だったり。

奥富アナ:墓じまいの問題があったりしますもんね。

有村様:そういうところから皆さんのご負担を取り除いて、先ほどおっしゃって頂いた1250年の歴史がある最上稲荷がご先祖様を永代にお守りしますよと言うことで開館した建物なんです。

奥富アナ:最上稲荷のどの辺りに?

有村様:ご供養の殿堂である本堂のもう少し南側。ですから本堂のお経が聞こえる様な位置ですよってご案内するんですけど、「やっぱりちょっとどういうものか分からないわ」とおっしゃる方は見学されるとご安心されるみたいです。

奥富アナ:そういう見学をお願いしてもよろしいのですね?

有村様:はい。

多賀アナ:本堂まで行くと景色もいいし、吉備平野を見渡しながらね。

奥富アナ:最上霊廟も新しく作られたってことでありますけど、今11月の18日です。

多賀アナ:もう、あっという間だね。

奥富アナ:年末年始ってことになりますけど、この今の時代、最上稲荷さんは初詣のこと、どんな風に考えていらっしゃいますか?

有村様:三が日に人出が集中するのは様々な心配があるので、分散初詣を呼びかける予定にしております。
三が日だけではなく期間を前倒し、先送りに少し長くとりまして、なるべく境内でも人出が集中しないように考えながら準備をしておりますので。
もう少ししたら皆さんにお知らせ出来ると思うので、その時はホームページ等々でお知らせしたいと。
せっかくなので、安心安全でお参りして頂ければと思います。

奥富アナ:出来ればゆったり出来れば気持ちも楽になりますもんね。

有村様:そうですね。

奥富アナ:もう既にこのコロナ禍の前から早めにお参りにいらっしゃる方もおいでになったんですね。

有村様:最上稲荷は三が日は混むからと…。

奥富アナ:ちっちゃい赤ちゃんいらっしゃったら特にそうですね。

有村様:大晦日であったりもうちょっと前であったり。

多賀アナ:その辺りは許してもらえますよ。一週間遅れでもいいよって。

有村様:最上さまはお慈悲の菩薩さまなので、私たちのそういう不安とかは分かってくださっていると私は思っています。

最上稲荷 広報部 有村美香様

多賀アナ:最上さんって女性?

有村様:女神のお姿なんです。

多賀アナ:やっぱり慈愛に満ちているから、みんなが大変な時だから「頑張ろうよ」って抱きしめてくれるんじゃあないかな。
家族と行ってね、参道歩いて買って歩くのもお稲荷さんの楽しみだからね。

奥富アナ:立派な参道ですからね。みなさん安全に。
家族がいかに楽しく、ゆったりとお参りできるかということで、出来れば分散初詣出来る様な形をそれぞれご家庭でも話し合って頂く機会を持って、お正月迎えて頂きたいと思います。

有村様:お願いいたします。

奥富アナ:有村さん、毎年お正月だけでなくて一年中最上稲荷さんにいらっしゃるのですが、あそこから見る岡山って街はどんな街だなって思ってらっしゃいますか?

有村様:個人的なことで言いますと。ハレじゃない晴れの国。
はれの日とかいいますが、特別とか、突き抜けた感じはないですけど、概ね穏やかで美味しい食べ物があって、交通の要所で。でもその有難みって私たちは慣れているので…。

多賀アナ:当然の様に。

有村様:ベースがそういう恵まれたところにあって、ありがたいなって感謝の心が最上稲荷に繋がる、と。

多賀アナ:さすが。

有村様:でもほんと、晴れの国っていい言葉ですね。

多賀アナ:僕ら感謝しないといけないんですね。

有村様:私もそれが行き届かなくて。

奥富アナ:いい言葉ですね。カタカナの晴れの日だらけでないかもしれないけど、晴れた日、とても素敵な日がいっぱいある晴れの国。
いい言葉ですね。メモしておきます。
今日は有村さんに一月以外にお会いできたこと大変うれしく思いました。次もまたお会いしたいなと

有村様:ぜひお願いします。

奥富アナ:有村さんの一曲。思い出の一曲、お薦めの一曲を聞きながらお別れということですが、どんな曲をお送りしましょうか?

有村様:DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」。また、「晴れ」ですが…。

奥富アナ:また、いいじゃあいですか?どうしてこの曲をお選びになったのですか?

有村様:「晴れたらいいなぁ、いやいや晴れるよ」って思いで選んだんです。

奥富アナ:いろんな晴れがありますもんね。

有村様:歌詞の「一緒に行こうよ」とか「いろんな話をしよう」、今ちょっと憚られたりするので、「いやいや、こういう日も来るよ」と。

奥富アナ:なるほど。「これから晴れてくれたらいいね」って気持ちでこの曲を選んで頂きました。

多賀アナ:有村さんのお人柄が滲み出る時間でしたね。僕なんかほんと反省しないといけない。浄化されましたね。

奥富アナ:では、この曲を聴きながら、本日のゲスト、最上稲荷広報部:有村美香とお別れということになりました。どうもありがとうございました。

多賀アナ:年末年始、身体気をつけてください。

奥富アナ:本当そうですね。ではお送りしましょう。DREAMS COME TRUEの「晴れたらいいね」。


※本記事は、RSKらじお「あもーれ!マッタリーノ」内「いいまちおかやま」で2020年11月18日に放送された内容を再編成したものです。

出演者

最上稲荷
広報部
有村美香

ホームページ

http://www.inari.ne.jp

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