
いいまちおかやま 第11回 小堀 秀雄(株式会社プランター 代表取締役・小堀建設株式会社 代表取締役会長)
RSKラジオで13:00〜16:00に放送中の「あもーれ!マッタリーノ」のコーナーに株式会社プランター 代表取締役・小堀建設株式会社 代表取締役会長 小堀 秀雄様が出演されました。
ラジオ収録の様子
奥富アナ:<いいまち おかやま>このコーナーは、いいまち.jpの提供でお送りします。この時間は岡山の歴史や芸術、衣食住に関連する活動や技術開発などで活躍する企業や人物にスポットをあて、岡山の魅力を発信していくコーナーです。
多賀アナ:はい。もう様々な方がね、来ていただいて。改めて岡山の魅力を教えてもらってますよね。
奥富アナ:ね~。いろんな事に取り組んでいらっしゃる企業がおありになるんだなと、毎回勉強させていただいておりますが、今日はですね。株式会社プランター代表取締役の小堀秀雄さんにスタジオにお越しいただきました。こんにちは。
小堀様:こんにちは。
多賀・奥富アナ:こんにちは。よろしくお願い致します。
奥富アナ:株式会社プランターの代表取締役でいらっしゃるんですが、小堀建設株式会社の代表取締役会長と申し上げれば、“あっ!小堀建設の”と思われる方も多いかなと思います。
多賀アナ:いらっしゃるかもしれませんね。
奥富アナ:建設会社の会長でもいらっしゃるのですが、株式会社プランターはどういった会社でらっしゃるんですか?
小堀様:国産のバナナとパパイヤを作っています。
奥富アナ:へへへ(笑)
多賀アナ:どこで?
小堀様:笠岡の干拓地なんですけど。
多賀アナ:岡山県内ですよね。
小堀様:そうです、そうです。
奥富アナ:いつからですか?
小堀様:6年前の平成27年から。
奥富アナ:バナナとパパイヤ、南国の果物という感じですけど。
多賀アナ:それを何で笠岡で?
奥富アナ:しかも小堀建設さんという建設会社の方が。どうして作ろうと思われたのですか?
小堀様:話せば長いんですけど。
建設会社でいろんな事をやって、命を守る家をやってきたんですけど、まぁそれは家、衣食住の住ですかね。今度は食の方で、食べても安心安全な物を作ろうと思いまして。
前は普通の野菜を作っていたんですけど、なかなかそれじゃなくてもっと違う、誰もしたことがない様な物をしたいなぁと探していたら、ちょうどバナナとパパイヤに出会ったんです。
奥富アナ:ほ~~。
小堀様:それで無農薬で出来るってことで。
奥富アナ:えっ?無農薬なんですか?
小堀様:そうです。
奥富アナ:それを27年から始められて、なんか気候的に岡山でパパイヤとバナナって。
奥富アナ:意外な感じがしますよね。
小堀様:瀬戸内海の気候風土にも合うような、苗を開発された方が岡山におられまして、その方と知り合ってからそれからそういう形になったんですけど、耐寒性がある果物になってます。
奥富アナ:ほ~~~
多賀アナ:プラント自体は、ビニールハウスですか?
小堀様:そうです。普通の、まぁ背の高いビニールハウスを6つ建てまして、その中でやってます。
奥富アナ:え~~、美味しいものって、やっぱり虫が心配ってなりますけど、無農薬でそれはクリアできるんですか?
小堀様:そうですね。熱帯にいる害虫は日本にはおらんのでね。
多賀アナ:はぁ、はぁ、はぁ。
奥富アナ:はぁ、逆に寒いということが、
小堀様:そうですね。
奥富アナ:功を奏している?!
小堀様:バナナの耐寒性を上げて、虫がつかないようにして、たとえば虫がきても寒いから死んでしまう。
多賀アナ:あ~~、虫の方がついていけないわけですか。
奥富アナ:なるほど。どうゆうブランド名で出してらっしゃるのですか?
小堀様:うちは、瀬戸内バナナというので。
多賀アナ:いい名前ですね。可愛らしい。
奥富アナ:笠岡干拓地ですくすくと育った瀬戸内バナナが、私たちの目の前に、じゃ~~ん、ありがとうございます。
多賀アナ:ちょっと小ぶりで可愛らしいですね。
小堀様:今日ちょっと持ってきたのが小ぶりだったんですけど。
多賀アナ:大きいのもあるんですか?
小堀様:大きいのもあります。
多賀アナ:あるんですか。
小堀様:あります。でもこれぐらいのサイズが一番美味しいです。
奥富アナ:もうすでに皮が柔らかい感じなんですね。
小堀様:だいぶ中熟がはじまってますんで。
多賀アナ:これ特長は?
奥富アナ:どんなバナナなんですか?
小堀様:グロスミセルという種類なんですけど、昔でいう台湾フルーツバナナですね。香りが高くてすっきりとした味わいになっています。
奥富アナ:もう既にいい香りがしてますけど。皮からもいい香りがしてますね。
小堀様:もう皮ごとがぶっと。
多賀・奥富アナ:えっ!
小堀様:真ん中から皮ごといってもらっても。
奥富アナ:えっ!いけるバナナなんですか?
小堀様:いけます。
多賀アナ:鮎の串刺しみたいな。
奥富アナ:確かに(笑)
多賀アナ:ではいってみましょうか。
奥富アナ:どんな感じなんですか?
多賀アナ:あっ!柔らかい!
奥富アナ:皮が?
多賀アナ:サクサクしてて。
奥富アナ:果物のにおいしますものね、完全に。
多賀アナ:あっ苦味はないですね。
小堀様:全然苦味ないです。
奥富アナ:へぇ~~
多賀アナ:程よい甘さになるんですね、皮一緒に食べると。
奥富アナ:食べるとなんだ。ほんとだ柔らかい。剥いてもいいんですか?
小堀様:剥いてもいい。剥いて食べてもらっても大丈夫。
奥富アナ:柔らかい。ほんと皮が柔らかいですね。
多賀アナ:僕、皮食べたの初めてかも。全然嫌味がないですね。
小堀様:そうですね。市販品のものはちょっと苦かったり。
多賀アナ:とげとげみたいな感じがしますけど。
奥富アナ:これ、美味しいですね。
小堀様:ありがとうございます。
多賀アナ:なんかターザンになった気分だね。皮ごと食べてたら。
奥富アナ:もの凄く香りの強めの。
小堀様:そうですね。
奥富アナ:ね。こんなバナナってうま味があるんですね。
小堀様:はい。
奥富アナ:甘味が強いイメージですけど、なんかちょっと、ちょっとだけ酸味があって美味いって感じが、すごく美味しいですね。これ時期はあるんですか?収穫の。
小堀様:時期はね、やっぱり冬の時期は収穫高はちょっと下がりますけど、まぁ一応通年は出ます。
奥富アナ:そうなんですか。
多賀アナ:バナナって、ぶどうとかもそうですけど、皮のあたりにけっこう栄養分があるって聞いたんですけど、どうなんですか?
小堀様:確かにそうらしですね。私も調べたことがないですけど。
奥富アナ:これ美味しいですね。パパイヤも作ってらっしゃるって。パパイヤって今時期的に出来てるものなんですか?
小堀様:そうですね。今は冬を越したのがフルーツパパイヤの方になっていて、色がオレンジ色がついて。
奥富アナ:ほ~~~。
小堀様:普通のパパイヤは青いパパイヤで。
奥富アナ:あ~~。ベトナム料理とかに青いパパイヤ。
小堀様:東南アジアの方の料理ではよく出ますけど、フルーツはフルーツで美味しいです。
奥富アナ:そうですか。
多賀アナ:でも、建設業をしてて、これ一応農業ではないですか。
小堀様:そうですね。
多賀アナ:やっぱり試行錯誤したり、苦労したことも多いですか?
小堀様:もう、ずっと。
多賀アナ:ずっとですか。やっぱりそうなんですか。
小堀様:今もです。
奥富アナ:そうなんですか。でも量産とか、ちゃんと収穫定期的に出来るような仕組みは完全に出来ている?
小堀様:そうですね。仕組みは出来ているのですが、なかなか売り先がこのコロナの影響で・・・
奥富アナ:あっ、今の時期がね~~~。
小堀様:これからバナナがどんどん出てくるんですけど、持っていくところがだんだん減って、コロナの影響でね。
奥富アナ:でもね、販路がちゃんと定まってくれば。このバナナだったら毎日食べたいな。
多賀・奥富アナ:サイズはいい。
小堀様:食べきりサイズくらいです。
奥富アナ:甘すぎずの、ちょっと香りのいい、上質なバナナというお味ですけど。
多賀アナ:何かしながらでも、皮剥かなくていいから、ふ~~と、仕事が出来る。
奥富アナ:横着な方にはたまりませんね。
多賀アナ:僕にピッタリ!
奥富アナ:この瀬戸内バナナ。これは今例えば手に入れたいなって方がおいでになったら、どうゆうところで?
小堀様:今ですね、岡山のイオンモール。そこのおばあちゃんの台所というところと、高島屋さんの地下の岡山百選というところ。それから倉敷ですとアリオ倉敷。地元笠岡では道の駅ベイファームで岡山県内は扱っています。
奥富アナ:瀬戸内バナナ。岡山というスタンプがちゃんと、ラベルがついてますので。
多賀アナ:可愛らしいラベルですね。
奥富アナ:口の中にものいっぱい、瀬戸内バナナがインしています。美味しいですか?
多賀アナ:美味しい。
奥富アナ:香りがすごくいいですよね。まぁ、そういったところでも取り扱いがありますので、是非見つけたら召し上がってみてください。地元産ってのがやっぱりね、バナナ・パパイヤがあるんだなぁってことを知って頂いて、なんか衣食住の、まず住は小堀建設さんですから、で食の方も楽しんで、これからまた展開ってもの考えてらっしゃるのですか?
小堀様:そうですね。今ちょっとなかなか考えられんのですけど、もっともっといろんなことを考えて岡山・笠岡を全国に発信して行きたいと思います。
多賀アナ:是非、あの、そのバナナとパパイヤを活かして、マンゴーとパッションフルーツあたりを是非。自分が好きなものを・・・
奥富アナ:なにをリクエストしているんですか。だって実は、小堀さんは南の島がお好きなんです、南がお好きなんですね。
小堀様:そうですね。
奥富アナ:暖かいところがね。じゃあピッタリですね。
多賀アナ:じゃあピッタリですよ、マンゴー。
奥富アナ:いやいや、本当に美味しいバナナ、パパイヤ、地元ですべて無農薬が栽培して、安全・安心のお家の次、安心・安全な食を届けたい想いで、こうゆう取り組みをなさっているんだなぁということでらっしゃいますが、元々小堀さんは岡山の方でらっしゃいますか?
小堀様:そうです。笠岡です。
奥富アナ:笠岡が地元でらっしゃったんですね。地元でお仕事なさって新しい展開もなさって、その小堀さんからご覧になって岡山っていうのは全体でどんな街だなって見てらっしゃいますか?
小堀様:あんまりよそに住んだことがないので比べることは出来ないですけど、やっぱり気候風土もよくて、まぁ私は瀬戸内海の多島美が好きです。
奥富アナ:へぇ。
小堀様:よそにはないような。
多賀アナ:特に笠岡はまたね。
小堀様:島が多いですから。やはり釣りなんかも行きますけど、いいですね。住みたい所ですね。よそには移りたくない。
奥富アナ:移りたくない!
多賀アナ:でもやっぱり笠岡はカブトガニだったり。
小堀様:そうですね。
多賀アナ:あなじゃこがいたり、いろんな海の幸・・・
奥富アナ:海の幸にしちゃって?!
多賀アナ:カブトガニはダメだけど。じゃこ美味しいでしょうね。
奥富アナ:美味しい、美味しい。いや~笠岡いいところなので、この瀬戸内バナナ、パパイヤをきっかけに小堀さんが全国に発信していきたいという想いがね。
多賀アナ:その応援が出来たらいいね。
小堀様:よろしくお願いします。
奥富アナ:いえいえ、こちらこそ。この状況がもうちょっと治まって、皆さんにももっと知って頂いて、訪ねていただくきっかけになればいいですね。笠岡にね。干拓地はお花でみなさんにおもてなしというようなことにも取り組んでらっしゃるので、まずは瀬戸内バナナをみなさん、召し上がって頂きたい、ちょっとびっくりすると思います。
多賀アナ:皮ごといきましょう。
奥富アナ:皮ごといっちゃいましょう。
小堀様:是非お願いします。
奥富アナ:さて、いつもこのコーナーではご出演頂いた方のおすすめの一曲ってことでご紹介いただくんですが・・・・
多賀アナ:あら、まぁ!という曲ですね。
奥富アナ:私もちょっと意外でした。
多賀アナ:私は大好きですよ。
奥富アナ:私も大好き。小堀さん今日はどうしてこの曲を選んでくださったのですか?
小堀様:やっぱり南が好きなのと、毎年市民会館に来られて、聞きに行くんですけど。
奥富アナ:BEGINの曲をリクエストいただいております。
多賀アナ:これも好きなんですか?
小堀様:好きですね。
奥富アナ:お飲みになる方もお好きだということで、リクエスト頂きました。この曲を聴きながらお別れということになります。今日は株式会社プランター代表取締役、そして小堀建設株式会社代表取締役会長の小堀秀雄さんに瀬戸内バナナ、美味しかったですね。
多賀アナ:美味しかったです。
奥富アナ:ご紹介頂きました。ありがとうございました。
小堀様:ありがとうございました。
奥富アナ:それでは小堀さん、最後にこの曲をご紹介お願いいたします。
多賀アナ:BEGIN風にカッコよくお願いします。
小堀様:BIGINの「おじい自慢のオリオンビール」
多賀・奥富アナ:ありがとうございました。
※本記事は、RSKらじお「あもーれ!マッタリーノ」内「いいまちおかやま」で2020年6月03日に放送された内容を再編成したものです。
出演者
株式会社プランター 代表取締役
小堀建設株式会社 代表取締役会長
小堀 秀雄
ホームページ
株式会社プランター
https://setoutibanana.com
小堀建設株式会社
https://koboken.co.jp
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