
いいまちおかやま 第7回 冨岡 晃司(BAR OWLS 岡山 マスター)
RSKラジオで13:00〜16:00に放送中の「あもーれ!マッタリーノ」のコーナーにBAR OWLS 岡山 マスター 冨岡晃司様が出演されました。
ラジオ収録の様子
奥富アナ:<いいまち おかやま>このコーナーはいいまち.jpの提供でお送りします。この時間は岡山の歴史や芸術、衣食住に関連する活動や技術開発などで活躍する企業や人物にスポットをあて、岡山の魅力を発信していこうというコーナーです。
多賀アナ:はいっ、そうですね。
奥富アナ:今日は、素敵な。
多賀アナ:いやぁ~いいですねえー。
奥富アナ:うふふ(笑)バーのマスターにお越し頂きました。
多賀アナ:なんか大人の仲間入りができるような感じがしますねー。
奥富アナ:ちょっと今曲の間にお話させていただいたんですけれども、声のトーンがやっぱりちょっとアダルティーな雰囲気で。
多賀アナ:アダルティー。ダンディーな雰囲気ですねえー。
奥富アナ:えー岡山市北区田町一丁目にあります「BAR OWLS 岡山」のマスターでいらっしゃいます、冨岡晃司さんにお越し頂きました。こんにちは。よろしくお願いしたします。
冨岡さん:よろしくお願いします。
多賀アナ:よろしくお願いします。
奥富アナ:えーBAR OWLS岡山は、今何年目なんですか。
冨岡さん:えっと今、6年目になります。
奥富アナ:6年目。あの、マスター。まだお若いですよね。
冨岡さん:いや、そんなことはない、ふふ(笑)
多賀アナ:お若いですよね。
奥富アナ:年齢とかって聞いてもいいんですか?
冨岡さん:今47になります。
奥富アナ:あっ47歳。
多賀アナ:もうほぼ同級生ですねえっ、僕らとね。
奥富アナ:……ああ?
多賀アナ:ええ?(笑)
まあまあともかく。ふふふ(笑)じゃあ冨岡さん41歳の頃に、岡山でBARを開かれて。
冨岡さん:はいそうです。
奥富アナ:それが最初のご自身のお店なんですか。
冨岡さん:あの東京でもお店をやってまして、そちらの方はもう17年ぐらいになります。
多賀アナ:東京。場所は?
冨岡さん:銀座でやらせていただいております。
多賀アナ:ザギン!
奥富アナ:ふっ、そんなこと別に今言いません、言いませんから。
多賀アナ:銀座で、上手くいってたわけですねじゃあ、17年も。
奥富アナ:17年ですもんねえ。
冨岡さん:はい。
奥富アナ:そちらはどんなお店だったんですか。
冨岡さん:そちらも、オーセンティックな感じのお店をさせて頂いております。
奥富アナ:へー、名前は。
冨岡さん:同じ、「BAR OWLS」と申します。
多賀アナ:銀座でやるっていうのは、相当大変なことなんじゃないんですか。
冨岡さん:あの、今が一番大変な時期ですね。
多賀アナ:あー今はね、もちろんそうですけどねえ。
奥富アナ:そうなんだ、状況としては。えー17年で、今5年半ということはもう今23年くらい。ご自身のお店としては。
冨岡さん:そうですね。
奥富アナ:その前もいろいろ、どこかで修行なさったり。
冨岡さん:元々は東京のホテルでバーテンダーをして、あとはいろんな場所で転々と働いて、30歳の時に独立をして今に至ります。
多賀アナ:はーすごいなあー。
奥富アナ:すごいですよねー。え、あのご出身はどちらでいらっしゃるんですか。
冨岡さん:岡山です。
奥富アナ:もともと。
冨岡さん:はいそうです。
奥富アナ:この飲食の世界を志した、というか想いを持たれたというのはいつ頃なんですか。
冨岡さん:高校を卒業してホテルの仕事に興味を持っていたんですけど、ホテルの専門学校に行ったときに、ちょっとバーの仕事を覚えるきっかけがありまして、それで卒業してすぐに東京のホテルに就職して、そっからバーテンダーをずっとしてました。
多賀アナ:バーテンダーの魅力って何なんですか。
冨岡さん:うーん、魅力ですか。
多賀アナ:はい。魅せられたというか。
冨岡さん:あーちょっと言ってることが違うかも分かんないんですけど、色んな方とお話ができて、お酒だけじゃなくて相談相手みたいな。で、なんか、喜んで帰ってくれるのが多分一番良かったかなと思います。
奥富アナ:はぁー。あの、今なさってるBAR OWLS岡山、お店はどんなお店なんですか。
冨岡さん:ソファー席とか、個室もご用意してますので、あとカウンター席も。だから割合使い勝手のいい感じの空間で、まあ団体様も入れるような作りになってます。
奥富アナ:カウンター席は何席くらいあるんですか。
冨岡さん:カウンター席は、9席ですね。
奥富アナ:9席。でえっとソファー席っていうのは、個室ではなくソファーの席があるんですか。
冨岡さん:ソファーの席が10人くらいまでと、あとは4~5名入れるくらいの個室が3つ。
奥富アナ:広!広いですねえ!
多賀アナ:じゃあ、お一人ではハンドリング難しいですよね。
冨岡さん:そうですね、もう一人いて、はい、二人で今。
多賀アナ:二人で。
冨岡さん:はい。
奥富アナ:はあー。私ねえ、一回お邪魔したことがありまして、ながーいお店ですよね。
冨岡さん:そうですね、はい。
奥富アナ:あのビルの二階にあるんですけれども、二階入ると右と左に振り分けられたような、パッとカウンターがありましたっけ。
冨岡さん:はい、あります。
奥富アナ:で、右左に。ながーいお店なんです。
多賀アナ:かっこいいじゃないですか。
奥富アナ:かっこいいんですよ。ちょっと照明落としめの。
多賀アナ:大人な感じがするね。
奥富アナ:大人です、大人です。お酒はどういったものを中心にオススメしてお出しになってるんですか?
冨岡さん:そうですね、スタンダードカクテルと、あとはちょっとレアなスコッチウイスキーとか、あとは季節のフルーツカクテルとかを中心にご用意してます。
奥富アナ:はぁー。お客さんはどんな世代のどんな方が多いんですか。
冨岡さん:そうですね、もちろん年配の方もいらっしゃってくれますけれども、最近は結構若い方がどんどん増えてきてますね。
奥富アナ:今日はスタジオに、なにやら貴重なお酒を、やはりバーテンダーの方とはそういうお酒の話もしたいので、お持ちいただいてまして、今日お持ちいただいたのはどんなお酒なんでしょうか。
冨岡さん:えーと、スコッチウイスキーで、アイラ島という島があるんですけれども、そちらで作られているアードベッグっていうウイスキーと、あとボウモワという珍しいビンテージのものをお持ちしました。
多賀アナ:へぇー。当時買ったらいくらだったとかってあるんですか。
冨岡さん:当時はまだそこまでは高くなかったんですけれども、今だと結構、もしかしたら100万円近いくらいするかなっていう。
多賀アナ:えっ、1本、1本!?
冨岡さん:はい。
多賀アナ:1本100万!ひゃくまぁん!はぁー。
奥富アナ:百万円!はぁーーー。でもそれあれですよね、ショットで、お店ではいただけるんですよね。
冨岡さん:はい。
多賀アナ:頂いていいんですか。
奥富アナ:お店でね。だめですよ(笑)あの、どんなお酒なんですか。
冨岡さん:そうですね、割合香り的に言うと、ちょっとスモーキーな感じのするウイスキーと、もう一つは、すごく南国系フルーツと言いますか、パッションフルーツのような香りがすると言われてるウイスキーを今日持ってきました。
多賀アナ:へぇー。持ってきたというのは。
奥富アナ:匂っていいですか、あっはっはっはっはっは(笑)
多賀アナ:香りぐらいはいいんですか。
冨岡さん:はい。
多賀アナ:100万ということは、一口…いひひ(笑)
奥富アナ:飲んでいいですかということにはならないから。(笑)
多賀アナ:一口、唇を付けたらいくらという…
奥富アナ:駄目ですよ、仕事中ですから。(笑)
多賀アナ:香りをこう、どうやったらいいですか。いいですか。
冨岡さん:はい。
奥富アナ:匂いたい~匂いたい~!いひひ、匂っていいですか。うふふ(笑)
多賀アナ:ちょっと僕触ると指紋がついたらね、値打ちが落ちたら困るので。本当、ちょっと香りだけでも。
奥富アナ:だめだめだめだめ。冨岡さんにやってもらいましょう。
多賀アナ:すみません。
~冨岡さん、グラスにウイスキーを注ぐ~
奥富アナ:えー、今空けて頂いているのが?あっ、もうちょっとでいいですよ、香りが。
多賀アナ:ああ、もうそんくらい、もったいないです。本当ちょっとだけで。
奥富アナ:それでもう何百万ですよ、えへへ、あ、何十万か。何千円か。(笑)だって高級なんですから。
多賀アナ:(ウイスキーの入ったグラスを持ちながら)じゃあ、トメちゃんこちらを。
奥富アナ:いやこちらをじゃないですよ、飲むんじゃないんだから香りですから。こちらは?
冨岡さん:こちらの方が、パッションフルーツのような。
奥富アナ:(匂いを嗅ぎながら)あっ、ほんとだ!フルーツですよ。本当にあの南国の!言われた通りの事しか言ってない(笑)南国のフルーツの香り。はぁ、ちょっと、マンゴーみたいな匂い。
多賀アナ:本当だ!これはねえ、本当僕の匂いみたいな感じがします。あはは(笑)スモーキーな感じ。
奥富アナ:全然スモーキーじゃない。あー樽の香りなんですか?スモーキーって、燻したような香りがしますね。
冨岡さん:そうですね。そちらアードベッグっていうウイスキーなんですけど。
奥富アナ:ああもう、口を付けてしまいそうだわ。良い香りです。
多賀アナ:はははははは!
奥富アナ:それ(多賀アナが持っているボウモア)、マンゴーみたいな香りしません?
多賀アナ:これいい香り。ほんとフルーツみたいな感じですね。
奥富アナ:トロピカルな。はぁー、こういうお話を聞かせて頂けるわけですね。ちょっと歴史みたいなこととか、アイラ島ってどんな島だとか。
冨岡さん:はい。そうですね。
多賀アナ:でも実際行かれたこととかはあるんですか?
冨岡さん:そうですね。僕はもう何度も行かせて頂いております。
多賀アナ:はぁー、現地に行って勉強するんだ。
冨岡さん:そうですね、はい。
奥富アナ:はぁー。やっぱりスコッチウイスキーがお好きなんですか。
冨岡さん:そうですね、はい。
奥富アナ:へぇー。やっぱりお酒はね、物語を聞いていろいろ楽しむというのがね、一番正しい、
多賀アナ:歴史もあったりしますからねー。
奥富アナ:ね。どんな場で飲むのか、というのももちろんあると思うんですけれども、もう本当に、気軽に、ね。今物静かな雰囲気でいらっしゃいますけれども冨岡さん。
多賀アナ:あの、マスター自身はシャイなんですよね、どちらかというとね。
冨岡さん:はい、多分そうだと思います。
奥富アナ:はー、でも初めての方でも行きやすくないですか。
多賀アナ:男が惚れそうな男って感じですよね。
奥富アナ:惚れたか。
多賀アナ:僕がハグしたくなるような。
奥富アナ:惚れたか。ふっふっふっふ(笑)
冨岡さん:ふふ(笑)
多賀アナ:オールバックの横のね、髪が波打ってるところとかね。
奥富アナ:いやこれ多分、この部屋が明るすぎますから。明るすぎますよねえ。
多賀アナ:暑い?
奥富アナ:電気消しますか。
冨岡さん:いや、大丈夫です。(笑)
奥富アナ:大丈夫ですか、あははははは!
多賀アナ:あはははは。間接照明だけでね、これから飲み会、かんぱーい!みたいなねえ。
奥富アナ:いやちょっとやっぱり、声が心地がいいのはやっぱりね、バーのマスターはこうでなくっちゃ。
多賀アナ:押しつけがましくないですよね。
奥富アナ:本当そうなんですよね。
多賀アナ:僕みたいにおしゃべりじゃないですしね。
冨岡さん:ふふ(笑)いえ。
奥富アナ:こんなマスターは嫌だ。
多賀アナ:へへ、笑ってくれてね。一人でしゃべってて、「聞いて聞いて!」みたいなね。
奥富アナ:多賀さん嫌だ。ははは、冨岡さんがいい、冨岡さんがいい。
多賀アナ:そりゃそうですね。
奥富アナ:素敵な佇まいのお店と、素敵なマスターがいらっしゃるお店なんですけれども、岡山のご出身で、銀座で17年バーをなさって、そして今岡山でももう、5年半なさっているということですが、改めて岡山ってどんな街だなあという風にご覧になってますか。
冨岡さん:そうですね、長い間ちょっと岡山から離れていたので、逆に離れていた分岡山の素晴らしいところも、あのちょっと微妙なところも余計にわかるんじゃないかなと思いました。
奥富アナ:良いところ、感じたりしますか?
冨岡さん:あーやっぱりその天候とか、人の柔らかさみたいな部分は、東京とはちょっと違うなと感じる部分はありました。
多賀アナ:銀座、とは違いますか?
冨岡さん:まあちょっと、感じました。
奥富アナ:ふふふふふ。まあ、近い方が多いということもありますしね。まあそこで5年半お店なさっているということで段々またね、この時を重ねて、お酒と同じように。熟成してね、なっていらっしゃるんだろうなと思います。えー岡山市北区田町一丁目にあります「BAR OWLS 岡山」から、マスターの冨岡晃司さんにお越し頂きました。さあこのコーナー、いつもご出演頂いた方の思い出の一曲をご紹介いただいているんですが、今日はこの曲を選んでいただきました。これはなぜ、この曲を。
冨岡さん:そうですね、銀座の方のお店を開業した時に、もちろん開業することが自分の目標ではあったんですけれども、たくさん借金もあった時に、若干へこたれてる時に、このたまたまテレビを見た時にこの歌詞が流れて、ちょっと号泣してしまいまして。
多賀アナ:へぇー!号泣したんですか。
奥富アナ:えー、優しい…
冨岡さん:はい。で、またちょっとやっぱり頑張らなきゃっていう気持ちになったので、今日この曲を選ばせてもらいました。
多賀アナ:元気をくれたわけですね。
冨岡さん:そうですね。
多賀アナ:今があるのも、もう。
冨岡さん:ま、そういうことですね。
多賀アナ:へえー。
奥富アナ:へえー。じゃあね、冨岡さんが心を元気に奮い立たせてくれた、その時に聴かれた曲を聴きながらお別れということになります。「BAR OWLS岡山」マスターの冨岡晃司さんでした。ありがとうございました。
一同 :ありがとうございました。
奥富アナ:では、冨岡さんの思い出の曲をお送りしましょう。平原綾香さんで『Jupiter』。
♪平原綾香『Jupiter』
※本記事は、RSKらじお「あもーれ!マッタリーノ」内「いいまちおかやま」で2020年4月1日に放送された内容を再編成したものです。
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